気持ちの良いクルマで遊び始めると、さらに自分好みの一台に仕上げたくなりますよね。
何よりサーキットを走るとクルマへの負担も大きくなりますし、そこでクルマが悲鳴を上げてしまわないか?と不安がよぎり、気持ちよく走れなくなることも。6月の袖ヶ浦イベントでも、ブレーキが不安で思いっきりブレーキが踏めていない方もいらっしゃいました。A110は車重が軽いのでそう簡単にブレーキはフェードしませんが、全開走行し続けるとだんだんフィーリングは悪くなります。これから暑くなってきて、クルマにもドライバーにも辛い季節になります。
そんなこともあり先日オリジナルブレーキパッドのテストを行いにツインリンクもてぎへ行ってまいりました。フロントパッド形状はアバルトなどでも同型が使われており、車重もあまり変わらないので「データゼロ」からの開発ではありません。大まかに目星のついている磨材二種類を持ち込んでテストしてきました。
「磨材」は最良の物がこれっ!って物は存在せず、そのクルマの車重、ローター径、パッド面積、前後ブレーキバランスなどで印象が変わります。サーキットによっても走行中の温度変化も異なりますので、最終的には実際に走って確認してみないと分かりません。(もちろんドライバーの好みもあります。)
今回の走行はテストパッドAを装着したまま現地入りして1本走行。その後、次の走行までにパッドBへ交換して2本目の走行をするメニューです。(走行直後のパッド交換は熱くて大変なんですが💦)
もてぎのテストにて感じたそれぞれのパッドの印象についてはまた次回!